教育訓練給付金制度を活用して、キャリアコンサルタント国家資格を取得する方法
1. はじめに
当ブログでは、キャリアアップや自己成長に関する情報を発信しています。
今回は、キャリアコンサルタント国家資格を取得するために、教育訓練給付金制度を活用する方法についてお話しします。
私の目標は、人的資本を最大化し、誰もが生き生きと働ける社会を創生することです。
この資格を取得することで、その目標に一歩近づけると信じています。
キャリアコンサルタントは労働者のキャリア形成を支援する専門家であり、
2016年4月から国家資格となりました。
この記事では、資格の概要、取得方法、そしてその重要性について詳しく解説します。
2. 教育訓練給付金制度とは?
教育訓練給付金制度は、働く人々がスキルアップやキャリアチェンジを目指す際に経済的な支援を受けられる制度です。
この制度は、特定の教育訓練を受講する際に、受講料の一部を給付金として受け取ることができます。
当ブログの以前の記事、及び公式サイトをご参照ください。
当ブログ:教育訓練給付金制度を活用しよう!
公式サイト:教育訓練給付金|厚生労働省
3. キャリアコンサルタント国家資格とは?
キャリアコンサルタント国家資格は、職業相談やキャリア支援を行う専門家としての資格です。
国家資格の取得には、以下のようなメリットがあります。
- 社会的信頼性の向上:
国家資格を持つことで、専門家としての信頼性が高まります。
名称独占資格であるため、資格を持つことが一つのステータスとなります。 - キャリアの専門家としての活躍:
企業、学校、公的機関などで専門家として活躍する機会が増えます。
キャリアコンサルタントとは、企業内でのキャリア支援や、個人の職業選択やキャリアプランニングを支援する専門家です。
具体的には、以下のような業務を行います。
スキル開発の支援:必要なスキルや資格の取得をサポートします。
職業選択の支援:個人の適性や興味に基づいて最適な職業を提案します。
キャリアプランニング:長期的なキャリア目標を設定し、その達成に向けた具体的な計画を立てます。
メンタルヘルスサポート: 職場でのストレス管理やメンタルヘルスのサポートを提供します。
キャリアの多様化: 多様な働き方の提案を行い、個人のライフスタイルに合ったキャリアを支援します。
4. 教育訓練給付金制度を活用するメリット
教育訓練給付金制度を活用することで、経済的な負担を軽減しながら学習を進めることができます。
また、給付金を受け取ることで学習のモチベーションが向上し、資格取得後のキャリアアップの可能性も広がります。
養成講座の終了で50%、離職中の方は就職すること(在職中の方は一回で合格すること)でさらに20%の給付が受けられるそうです!目指せ合格!!
5. 実際の取得プロセス
教育訓練給付金制度:
訓練前キャリアコンサルティングを受け(ハローワーク等)、受給資格を確認します。
申請手続きの具体的な流れを把握し、必要な書類を準備します。
養成講座の受講:
必要な知識とスキルを身につけるための講座を受講します。
教育訓練機関を選ぶ際には、信頼性や実績を確認することが重要です。
学科試験と実技試験:
学科試験と実技試験の両方に合格する必要があります。
学科試験はキャリアコンサルティングに関する基礎知識を問われ、
実技試験では実際の相談場面を想定したロールプレイが行われます。
国家試験の合格:
試験内容に対する対策を行い、国家試験に合格することが必要です。
登録:
試験に合格した後、キャリアコンサルタント名簿に登録することで正式にキャリアコンサルタントとして活動できます。
6. キャリアコンサルタントの未来
キャリアコンサルタントの需要は今後も増加すると予想されます。
厚生労働省は2025年までに10万人のキャリアコンサルタントを目指しており、
多様化する働き方に対応するための専門家としての役割が期待されています。
キャリアコンサルタント登録者数*75,109名(2024年7月末現在)
*国家資格キャリアコンサルタントwebサイト 登録センター より引用
終身雇用の崩壊が叫ばれて久しい昨今ですが、一度も転職経験のないことがマイナスに受け取られる日も近い?! 時は大転職時代~!!
7. まとめ
これまでの就業経験で感じてきたフラストレーション、
特に個人の意欲が会社で生かされないことを解決したいと考えています。
私自身の興味関心も、製造業で各製品を作ることから、
人に関わり、人の意欲が最大限に活かされる労働環境を作ることに変化しています。
また、そうすることで会社の生産性を高め、利益を増大し、
社員に還元されることで人々の幸福度が高まると信じています。
これらが達成されることで、日本が諸外国に大きく後れを取っている
「生産性」や「幸福度」を向上させることに繋がると考えます。
会社組織内では、昇格し部下を持つか、人事部門に配属されないと人の相談に乗ったり、
導いたりする経験は得難いものですが、必要な知識を学び、身に着けることは自分の意欲次第で始めることができます。
それが私にとってはキャリアコンサルタント国家資格の取得を目指すことに繋がりました。
また、教育訓練給付金制度を活用することで、資格を取得するための経済的な負担を軽減できます。
自らの力では変えられない他者への不満から脱却し、
なりたい未来の自分像だけを見据えて一歩一歩進んでいきたいと思います。
8. 参考リンクとリソース
- キャリアコンサルタント国家資格の詳細情報:
キャリアコンサルタント試験 公式ウェブサイト / キャリアコンサルタント協議会 - おすすめの教育訓練機関:
リカレント キャリアデザインスクール